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大学の教育学部と就職先

大学の教育学部と就職先

大学の教育学部は、昔は、「学校の先生」になりたい人が行く学部でした。教員の養成を主な目的として設立された学部だったからです。もちろん、現在でも、教員養成系の「教育学部」も存在します。しかし、その一方で、90年代に教員採用数が減少したのをきっかけに、目的を学校教育だけに限定しない教育学部も増えてきました。

大学の教育学部とは、「よりよい教育とは何か?」ということを模索しながら、研究を重ねる学部です。教育学部で学ぶ内容は、大きくわけて、教育学・教員養成・児童学の3つに分けられます。最近では、スクールカウンセラーや臨床心理士等を目指す学生も増えてきたので、大学でのカリキュラムも、心理学関係を重視する傾向があるようです。

大学の教育学部を卒業した後の進路としては、幼稚園~高等学校の教員がまず挙げられます。教員の採用状況は、近年はわずかながら改善されつつあります。教育学部は、もともとは教員を養成するための学部でしたが、最近は、教員採用数の減少により、それ以外の道を選択できるとする大学も増えてきました。

他にも大学卒業後の就職先は、教員や公務員だけでなく、福祉関係、スポーツ関係の指導者、一般の製造業やサービス業に至るまで、さまざまな分野に就職先は広がってきています。今後は、学校教育だけにとどまらず、高齢者の生涯学習の援助や社会人教育、スクールカウンセラーとしての活躍等も期待されています。

やや、特色が薄まってきた感のある教育学部ですが、生涯学習などが定着してきた日本社会において、学んだ内容を活かす場は多いはず。目的意識を持って、大学での授業に取り組んでいただきたいものです。